ストレスで動悸が止まらない!自律神経の暴走を止めるプロの対処法

ストレスで動悸が止まらない!自律神経の暴走を止めるプロの対処法

会議の前、満員電車、夜の静けさ…。心臓に病気はないはずなのに、突然胸が苦しくなる。これは「気のせい」ではなく、体の中で起きている**「ホルモンの嵐」**が原因です。

メカニズム解説:なぜ「座っているだけ」なのにドキドキする?

ストレスを感じた時、あなたの体の中では以下のような連鎖反応(カスケード)が起きています。

  1. 警報発令: 脳(視床下部)がストレスを感知し、「戦うか逃げるか」の指令を出します。
  2. ホルモン放出: 副腎から「アドレナリン」や「ノルアドレナリン」が血中に一気に放出されます。
  3. 心臓への直撃: これらのホルモンが心臓の受容体(β1受容体)に結合し、強制的に心拍数と収縮力を引き上げます

つまり、あなたは座っていても、心臓は「全力疾走している時」と同じ命令を受けているのです。これがストレス性動悸の正体です。

【薬剤師の現場メモ】「異常なし」でもつらい方へ

担当薬剤師より:

「循環器内科でホルター心電図までつけたのに『異常なし』と言われた。でも苦しいんです」と相談に来られる方は非常に多いです。

これは「心臓の器質的異常(部品の故障)」ではなく「自律神経の機能異常(司令塔のミス)」だからです。病院の検査で見つからないのは当たり前なのです。

こういったケースには、無理に症状を抑え込む西洋薬よりも、乱れた気を巡らせる生薬(東洋医学)のアプローチが非常によく効くことがあります。

ストレスで動悸が止まらない!自律神経の暴走を止めるプロの対処法

医学的に正しい「その場の対処法」

放出されてしまったアドレナリンをすぐに消すことはできませんが、対抗する「副交感神経」を刺激することは可能です。

1. 呼気(吐く息)を2倍にする

息を吸う時は交感神経、吐く時は副交感神経が働きます。4秒で吸って、8秒かけて口をすぼめて吐く。これを繰り返すだけで、物理的に心拍数は下がります。

2. 冷水で顔を洗う(潜水反射)

冷たい水が顔に触れると、哺乳類が持つ「潜水反射」が起き、心拍数が反射的に下がることが知られています。

ストレスで動悸が止まらない!自律神経の暴走を止めるプロの対処法

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