薬の副作用で動悸がする?風邪薬やカフェイン剤の注意点【薬剤師解説】

「風邪薬を飲んだらドキドキした」「喘息の吸入をしたら手が震えた」。これらは決して珍しいことではありません。薬のプロである薬剤師が、注意すべき薬の成分と、強心薬との飲み合わせについて解説します。
動悸・震えが出やすい薬の成分リスト
以下の薬は、作用のメカニズム上、副作用として心臓を刺激しやすい性質を持っています。
1. 鼻炎薬・総合感冒薬(プソイドエフェドリン等)
鼻づまりを解消するために血管を収縮させる成分(交感神経刺激薬)が含まれています。これが心臓にも作用し、脈を速くすることがあります。
2. 喘息治療薬(気管支拡張薬)
気管支を広げる成分(β刺激薬)は、心臓の鼓動を強める作用も併せ持っています。特に吸入直後にドキドキ感や手の震えを感じることがあります。
3. カフェイン含有の鎮痛剤
頭痛薬などには、鎮痛効果を助けるためにカフェインが含まれています。コーヒーと併用すると過剰摂取になり、動悸の原因となります。
【薬剤師の現場メモ】強心薬との「飲み合わせ」
担当薬剤師より:
「病院の薬と一緒に強心薬を飲んでもいいですか?」という質問は毎日受けます。
- 注意が必要なケース: 病院から「ジギタリス製剤(心不全の薬)」や「抗不整脈薬」が出ている場合。作用が重複して効きすぎる恐れがあります。
- 比較的安全なケース: 一般的な降圧剤(血圧の薬)や、胃薬、痛み止めなど。ただし、服用のタイミングをずらすなどの工夫が必要な場合もあります。
自己判断は危険ですので、必ずお薬手帳を持って相談してください。
もし副作用が出たらどうする?
薬を飲んで動悸がした場合は、「飲むのをやめて、医師・薬剤師に相談」が鉄則ですが、喘息の発作時など薬を止められない場合もあります。
- 記録を取る: 服用して「何分後」に動悸が始まり、「どのくらい」続いたかメモしてください。
- 相談する: そのメモを医師に見せれば、薬の量を減らしたり、別の種類の薬に変える判断がスムーズになります。
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